「昨日はめちゃくちゃエイムが良かったのに、今日は全然当たらない……」
FPSやアクションゲームをプレイしていると、そんな日ってありますよね。
そして調子が悪い日に限って、机の上にあるマウスを眺めながら、こんなことを考えてしまうことがあります。
「もしかして、このマウスが自分に合っていないのかな?」
「新しいキーボードに変えたら、もっと上手くなれるかも……?」
最近のゲーミングデバイスは、本当に高性能です。
軽量マウス、高性能センサー、ラピッドトリガー対応キーボード、高リフレッシュレートのモニターなど、魅力的な製品が次々に登場しています。
新製品を見ているだけでもワクワクしますし、「これを使ったら自分ももっと上手くなれるかも!」と思ってしまいますよね。
春凍しおん
スペックを眺めているだけでも楽しいですし、「これ絶対使ってみたい!」ってなっちゃいます……!
……ええ、私もかなりのデバイス沼です。
ただ、ゲーミングデバイスをいろいろ触ってきたからこそ、最近は「高性能なデバイスを選ぶこと」と「ゲームが上手くなること」は、必ずしもイコールではないのでは?と思うようになりました。
- 高性能なデバイスは魅力的ですが、それだけでゲームが上手くなるわけではありません。
- 同じデバイスを長く使うことで、手や指が操作感に慣れていくことも大切です。
- 調子が悪い日=デバイスが悪い、とは限りません。体調や疲労、集中力なども影響します。
- 一方で、故障や誤作動、明らかなサイズ・形状のミスマッチなどは別の話です。
- 新しいデバイスを楽しみつつ、「これだ」と思える相棒を長く使ってみるのもひとつの方法です。
目次 表示
- 新しいゲーミングデバイスは、どうしてこんなに魅力的なのか
- 性能が上がれば、必ずゲームが上手くなる?
- 「今日エイムが悪い」は、デバイスのせいとは限らない
- 私も「マウスを変えすぎ問題」を抱えています
- 同じデバイスを長く使うと「無意識に操作できる」ようになる
- デバイスを頻繁に変えると、基準そのものが分からなくなる
- 「前のデバイスのほうが調子が良かった」は気のせい?
- 「高性能だから買う」ではなく「自分に必要だから買う」
- デバイスを変える前に、こんなことを考えてみる
- とはいえ、デバイス沼は楽しいんですよね……!
- 「このデバイスを信じてみる」という気持ち
- もちろん「変えたほうがいいデバイス」もあります
- 高性能なデバイスと、長く使うこと。どちらも大切
- 私も、もう少し同じマウスを使ってみようと思います
- まとめ:上達するために必要なのは「最高のデバイス」だけではない
新しいゲーミングデバイスは、どうしてこんなに魅力的なのか
まず最初に言っておきたいのは、私は新しいデバイスを買うこと自体が悪いとは思っていません。
むしろ、大好きです。
新しいマウスが発売されたらスペックを調べ、レビューを読み、実際に触ってみたくなります。
キーボードも同じです。
「このスイッチはどんな感触なんだろう?」
「このキーボードならキャラコンが変わるかな?」
「このマウスの形、絶対手に合いそう!」
こうやって考えている時間も、ゲーミングデバイスの楽しさのひとつですよね。
春凍しおん
「今のも十分使えるし……」と思っていたはずなのに、レビューを3本くらい見たら欲しくなってます(笑)
そして、性能そのものも間違いなく進化しています。
マウスは軽量化が進み、センサー性能も非常に高くなりました。キーボードでは入力の検出方法やアクチュエーションポイントなどを細かく設定できる製品も増えています。
「昔より良いものが増えた」というのは、間違いなく嬉しいことです。
ただ、ここで少し考えてみたいことがあります。
高性能なデバイスを手に入れれば、その瞬間に自分の操作技術まで高性能になるのでしょうか?
ここは、ちょっと違うのかもしれません。
性能が上がれば、必ずゲームが上手くなる?
もちろん、デバイスによって操作性は変わります。
例えば、重いマウスから軽いマウスに変えれば、振り向きやフリックの感覚は変わります。
キーボードの押下感やキーの高さが変われば、キャラクターを動かす感覚も変わります。
ですから、自分に合ったデバイスを探すことには、ちゃんと意味があります。
ただし、現在のゲーミングデバイスは、すでにかなり高い水準まで進化しています。
「性能が良いかどうか」だけで考えると、人間側がその違いを十分に活かせないほど高性能になっている部分もあるのではないか。
私はそんなふうにも感じています。
もちろん、PCやモニター、ケーブルなどの接続環境も含めて考える必要がありますし、ゲームによって重要になる要素も違います。
それでも、スペック表の数字が少し上がったからといって、いきなり自分のエイムが劇的に変わるわけではありません。
最後にデバイスを操作するのは、自分の手や指、そして自分の身体ですからね。
春凍しおん
「今日エイムが悪い」は、デバイスのせいとは限らない
個人的に、ここはかなり大切なポイントだと思っています。
ゲームをしていて調子が悪いとき、ついついデバイスを疑ってしまうことがあります。
「昨日はもっと当たったのに……」
「このマウス、やっぱり合わないのかな?」
「感度を変えたほうがいいかも……」
でも、私たちの身体は毎日まったく同じ状態ではありません。
- 睡眠時間
- 疲労
- 集中力
- ストレス
- 手や腕の疲れ
- 長時間プレイによる疲労
こういったゲーム以外の部分も、プレイ感覚に影響すると思います。
特に長時間ゲームをしていると、「最初の1時間は絶好調だったのに、数時間後にはエイムがボロボロ」ということもありますよね。
そんな日にデバイスを交換すると、さらに操作感が変わってしまいます。
そして翌日。
「昨日変えたマウス、やっぱり違うな……」
となって、また元のマウスに戻す。
さらに次の日は別のマウスを試してみる。
春凍しおん
「今日エイム悪い!マウス変えよう!」って、私もめちゃくちゃやりがちなんです……!!
でも、昨日寝るの遅かっただけじゃない!?っていう(笑)
……こうして、デバイス沼が始まります。
春凍しおん
なのに、また新しいマウスを見てしまう……。これはもう病気です……😭
私も「マウスを変えすぎ問題」を抱えています
ここまで書いてきましたが、私自身もかなりのデバイス沼です。
特にマウスは、気分によって変更してしまうことがよくあります。
私のデスクには、いつでも交換できるようにマウスが3個ほど並んでいることがあります。
しかも、ただ同じようなマウスを並べているわけではありません。
- 左右対称
- エルゴノミクス
- ハーフエルゴ
それぞれ形状が違います。
春凍しおん
「今日は左右対称の気分!」
「いや、今日はエルゴだな!」
「待って、このハーフエルゴ……やっぱり良い……!」
って、全部好きなんですよーーー!!🤣🖱️
さらに困ったことに、マッチの途中で別のマウスを握って、
「ああ、やっぱりこの形もいいな……」
とニヤニヤしてしまうことがあります。
春凍しおん
「やっぱり君もいいねぇ……」ってなります(笑)
……幸せです。
幸せなんですが、上達という意味では、あまり良くないのかもしれません(笑)。
春凍しおん
長く使ったほうが良いのは分かってるんです……!
分かってるんですけど、色々なマウスを握るのも楽しいんですよーーー!!
同じデバイスを長く使うと「無意識に操作できる」ようになる
では、なぜ同じデバイスを長く使うことが大切なのでしょうか。
ひとつは、操作感に慣れていくからです。
例えばマウスなら、握ったときの形状や重量、重心、滑らせたときの感覚などを少しずつ身体が覚えていきます。
キーボードでも、キーの高さや押下感、キー間の距離などに慣れていくことで、「このくらい押せばいい」という感覚が身についていきます。
最初は意識していた操作も、慣れてくると少しずつ無意識にできるようになりますよね。
これはゲームに限った話ではありません。
楽器でもスポーツでも、何度も同じ動作を繰り返すことで、身体がその動きを覚えていきます。
ゲームの操作にも、似た部分があるのではないでしょうか。
「自分の手が、このデバイスならこう動く」
この感覚を育てる時間も、上達には大切なのだと思います。
春凍しおん
デバイスを頻繁に変えると、基準そのものが分からなくなる
もうひとつ気をつけたいのが、デバイスを頻繁に変えることで「何が自分に合っているのか分からなくなる」ことです。
例えば、月曜日はマウスA、火曜日はマウスB、水曜日はマウスC……。
これでは、どのマウスを使ったときに自分の操作が安定しているのか、判断するのが難しくなります。
しかも、デバイスを変えるたびに「慣れるまでの時間」が必要になります。
新しいマウスを握った瞬間に「こっちのほうが良い!」と思っても、それが数週間後も同じ感想なのかは分かりません。
逆に、最初は違和感があったマウスが、数週間使っているうちに「これ、めちゃくちゃ使いやすいじゃん!」となることもあります。
春凍しおん
だからこそ、数時間触っただけで「合わない!」と決めるのは、ちょっともったいないかもしれません。
だから、デバイスの合う・合わないを判断するときには、ある程度の使用期間を設けることも大切だと思います。
「前のデバイスのほうが調子が良かった」は気のせい?
では、デバイスを変えたあとに「前のほうが成績が良かった気がする」と感じるのは、気のせいなのでしょうか。
これは、一概には言えないと思います。
本当に前のデバイスのほうが自分に合っていた可能性もあります。
ただし、もうひとつ考えたいのが「慣れ」の影響です。
長期間使っていたデバイスには、自分でも気づかないほど身体が慣れています。
そこから新しいデバイスに交換すれば、当然ながら操作感は変わります。
最初の数日間だけを見ると、「前のほうが良かった」と感じるのは自然なことかもしれません。
新しいデバイスに変えた直後は、マウスだけでなく感度やキー設定などまで一緒に変更すると、何が原因で操作感が変わったのか分かりにくくなります。
新しいデバイスを試すなら、できるだけ変更する要素を絞ってみると、自分に合っているか判断しやすいと思います。
「高性能だから買う」ではなく「自分に必要だから買う」
最近のゲーミングデバイスを見ていると、本当にスペックがすごいですよね。
「最新センサー搭載!」
「超軽量!」
「高速入力対応!」
こういった言葉を見ると、ついつい欲しくなってしまいます。
春凍しおん
あれはずるいです!!😂
そこで購入前に一度だけ考えてみてもいいかもしれません。
「その性能、自分のプレイに本当に必要なのかな?」
もちろん、必要なら買っていいと思います。
新しいデバイスを買うことでゲームが楽しくなるなら、それだけでも十分に価値があります。
ただ、「今使っているデバイスでは上手くなれないから、新しいものを買わなきゃ」と考えているなら、少し立ち止まってみてもいいのではないでしょうか。
もしかすると必要なのは新しいマウスではなく、今のマウスを使って練習する時間なのかもしれません。
デバイスを変える前に、こんなことを考えてみる
個人的には、デバイスを買い替えるか迷ったとき、次のような順番で考えてみると分かりやすいと思います。
とはいえ、デバイス沼は楽しいんですよね……!
ここまで「同じデバイスを長く使ったほうがいい」と書いてきました。
でも、私はデバイス沼から抜け出したいとは思っていません。
なぜなら、新しいデバイスを試すこと自体が楽しいからです。
マウスを握った瞬間の「おっ、この形いいな!」という感覚。
キーボードを触ったときの「このキーの押し心地、好きだな」という感覚。
新しいデバイスを机に置いたときのワクワク感。
こういうものも、ゲームを楽しむ大切な要素だと思います。
春凍しおん
箱を開けるところからもうゲームは始まってる気がします(笑)
ですから、「デバイスを買うな」という話ではありません。
むしろ、たくさん試してみるのもいいと思います。
ただ、「試すこと」と「上達のために使い続けること」は、少し分けて考えてみてもいいのではないでしょうか。
新しいマウスを試す日があってもいい。
そして「やっぱり自分にはこのマウスだな」と思ったら、そこから長く付き合ってみる。
そんな付き合い方も楽しそうですよね。
「このデバイスを信じてみる」という気持ち
ゲームが上手くなりたいと思うと、どうしても「もっと良いもの」を探したくなります。
それ自体は悪いことではありません。
でも、いつまでも「もっと良いデバイスがあるかもしれない」と探し続けていると、今使っているデバイスの良さに気づけなくなることもあります。
「このマウスなら大丈夫」
「このキーボードなら安心してプレイできる」
そう思える相棒がひとつあるだけでも、ゲームに集中しやすくなるのではないでしょうか。
春凍しおん
私も……私も頑張ります……!💪✨
デバイスを信じて、練習に集中する。
そして、調子が悪い日があっても「今日は自分のコンディションが良くないのかもしれないな」と一度受け止めてみる。
そうすると、毎回デバイスを疑って交換する必要も少し減ってくるかもしれません。
もちろん「変えたほうがいいデバイス」もあります
ここは誤解してほしくないところです。
「長く使うことが大切だから、どんなデバイスでも我慢して使えばいい」という意味ではありません。
例えば、キーが正常に反応しない、マウスが勝手に入力される、接続が頻繁に切れるといった故障や誤作動がある場合は、当然ながら別の話です。
また、手に合わない形状で痛みが出てしまう、サイズが合わずに正しい操作がしにくいなど、明確な問題がある場合もあります。
- 故障や誤作動がある
- 手や腕などに痛みや強い負担を感じる
- サイズや形状が明らかに合わない
- 必要な機能が足りない
- 使っていて強いストレスを感じる
こうした問題があるなら、「慣れればなんとかなる」と無理をする必要はないと思います。
大切なのは、長く使うことそのものではなく、自分が気持ちよくゲームを続けられる環境を作ることですからね。
高性能なデバイスと、長く使うこと。どちらも大切
結局のところ、私は「高性能なデバイス」と「長く使うこと」は対立するものではないと思っています。
- 性能が高いデバイスを選ぶ
- 自分に合った形状を探す
- 新製品を試して楽しむ
- 「これだ」と思えるデバイスを見つける
- そのデバイスを長く使って身体に馴染ませる
こういう流れでもいいのではないでしょうか。
特に最近のデバイスは性能面でかなり高いところまで来ています。
だからこそ、これからは「スペックの数字を追いかけること」だけではなく、自分の身体がそのデバイスにどれだけ馴染んでいるかという視点も大切になってくるのではないでしょうか。
私も、もう少し同じマウスを使ってみようと思います
……と、ここまで書いておいて、私の机には今日もマウスが3個並んでいるかもしれません。
左右対称、エルゴノミクス、ハーフエルゴ。
どれも良いんですよ……。
春凍しおん
こっちも握りやすい……。
でも、あっちの形も捨てがたい……。
……どうすればいいんですか、これ!?🫠🖱️
でも、上達ということを考えるなら、やっぱりひとつのデバイスを長く使って、自分の身体に操作感を覚えさせていく時間も大切なんだと思います。
新しいデバイスを買った直後は、ついつい他の製品と比較したくなります。
でも、少しだけ我慢して、そのデバイスとじっくり付き合ってみる。
数日では分からなかった良さが、数週間後に見えてくるかもしれません。
そして何より、「このマウスなら大丈夫」と思える相棒ができたら、ちょっと嬉しいですよね。
春凍しおん
デバイスと一緒に修行してる感じ、憧れますね……!
まとめ:上達するために必要なのは「最高のデバイス」だけではない

- ゲーミングデバイスは年々進化していますが、高性能だから必ずゲームが上手くなるわけではありません。
- エイムやキャラコンの調子には、デバイス以外にも体調や疲労、集中力などが影響します。
- 同じデバイスを長く使うことで、操作感に身体が慣れていくこともあります。
- 頻繁にデバイスを交換すると、自分に何が合っているのか判断しにくくなる場合があります。
- 故障や誤作動、明らかなサイズ・形状のミスマッチがある場合は、無理に使い続ける必要はありません。
- 新しいデバイスを楽しみつつ、「これだ」と思った相棒を長く使ってみるのもおすすめです。
「もっと上手くなりたい」と思うほど、つい新しいデバイスを探したくなります。
でも、本当に必要なのは「もっと高性能なもの」ではなく、今持っているデバイスを信じて、練習を積み重ねる時間なのかもしれません。
もちろん、新しいデバイスを試すことも楽しいです。
私自身、これからもきっとマウスを買ってしまうでしょう。
春凍しおん
だって新しいマウス、気になるんですもん!!(笑)
ただ、次に「今日エイムが悪いな……。新しいマウス買おうかな」と思ったときには、一度だけ深呼吸。
「今日は自分の調子が悪いだけかもしれないな」
そう考えてみるのも、上達への小さな一歩なのかもしれませんね。
最高のデバイスを探し続けるだけではなく、好きなデバイスを信じて、長く一緒に修行する。
そんなゲーミングデバイスとの付き合い方も、私は素敵だと思います。
春凍しおん
でも、みなさんも一緒に楽しくデバイス沼を泳ぎましょうねーーー!!
HARUIS 
